大型免許は元が取れる?現役20年【自分は取ってない】が正直に検証

大型免許って、お金をかけて取る価値ありますか?ちゃんと元が取れるのか、気になっちゃって…。
先に正直に言うね。俺は大型を持ってないんだ。今の会社に必要なかったから、取らなかった。だからこそ、"取らなかった側"の本音と、まわりで取った人を見てきた話を、フェアに伝えられると思う。
結論から言います。
大型免許で「元が取れるか」の答えは、"給料で回収"より、"体のラクさで回収"です。
まわりを見ていると、大型を取って給料が跳ね上がる、という感じではありません。
でも、体の負担はハッキリ軽くなります。ここがいちばんの見返りです。
そして、これは自分の本音ですが――多くの人は、いきなり大型より、先に取った方がいい免許があります。それは記事の最後に。
まず正直に。自分は大型を持っていません
この記事を読むうえで、先に知っておいてほしいことがあります。
自分は2t・3t・4tと乗り継いで、地場で20年。大型免許は持っていません。
取ろうと思ったことは、あります。
でも、今の会社には大型に乗る仕事がなかったんです。必要のない免許にお金と時間をかけるのは違うな、と。
正直、教習所に通うのが大変だったのもあります。
持ってない人が書くからこそ、逆に信じられます。
ちなみに、大型は取りませんでしたが、フォークリフトの免許は持っています。
これが後で大事な話になるので、覚えておいてください。
大型を取ると、何が変わる?(まわりで取った人を見て)
まわりで大型を取った人を見てきて、変わったのは主にこの2つです。
| 大型を取ると… | |
|---|---|
| 給料 | 「変わらない」か「上がった」。 「下がった」は聞いたことがない |
| 体の負担 | 軽くなる(手で下ろす作業が減る) |
まず給料。
まわりを見る限り、大型を取って「下がった」という人は聞いたことがありません。
「変わらない」か「上がった」か。下振れのリスクは低い免許だと感じます。
(ただし、"必ず上がる"わけでもないので、そこは期待しすぎないでください)
そして、いちばん大きいのが体の負担です。

大型の仕事は、パレット積み・パレット下ろしがメインになることが多いです。
荷物をパレット(すのこ状の台)にまとめて、フォークリフトで積み降ろしするので、
手で一つひとつ下ろす作業が、グッと減ります。
地場の小型でよくある「手積み・手降ろし」に比べると、体の消耗はかなり違います。
腰を長く守りたい人には、これは大きい見返りです。
費用は?「元が取れるか」のリアル
でも、大型って取るのにけっこうお金かかりますよね…?
そこは正直、安くありません。
大型免許の取得費用は、一般に25万〜30万円くらいと言われます(今持っている免許や、教習所によって変わります)。
ただ、この費用を全額自腹で考えなくていいケースがあります。
- 会社が費用を出してくれる……「取ってくれたら、うちで大型に乗ってほしい」という会社は、支給してくれるところがあります。
- 「教育訓練給付金」が使えることがある……国が指定した教習所なら、かかった費用の2割(最大10万円)があとで戻ってくる制度です。
ただし給付金には条件があります。
雇用保険に入っている期間などの決まりがあり、受講の前にハローワークで手続きが必要です。
使えるかどうかは、必ず事前にハローワークや教習所に確認してください(対象外の講座もあります)。
「25万円まるまる自腹」だと重いけど、会社支給や給付金を使えば、実際の負担はぐっと下がる。そこまで込みで"元が取れるか"を考えるといいよ。
それと、もう1つ選択肢を。
「教習所に毎日通う時間が、なかなか取れない」という人には、合宿でまとめて取るという方法もあります。
短い期間で取りやすいのが特徴で、費用の面でも比べる価値はあります。大型・中型を「取る」と決めた人は、中身だけでも見てみてください。
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取った方がいい人・取らなくていい人
20年見てきた実感で、正直に線を引くとこうです。
- 手降ろしがきつい/体の負担を減らしたい
- 大きいトラックに乗ってみたい
- 会社が費用を出してくれる・給付金が使える
- 今の仕事や体の状態に満足している
- 地場の小〜中型で完結していて、乗る予定がない
- 全額自腹で、使うあてがまだない
正直、多くの人は「フォークリフト」が先
アンナギさんは、大型は取らなかったんですよね。じゃあ最初の一歩は、何を取ればいいんですか?
俺の本音を言うと、まずはフォークリフトの免許だね。俺自身が持ってて、これは取ってよかったと思ってる。

理由はシンプルです。
- 大型より、短い期間・少ない費用で取れる……ハードルがぐっと低いです。
- パレット作業の現場で、そのまま役に立つ……大型の"体がラクになる"部分は、実はフォークが支えています。
- 手降ろしが減る=腰を守れる……体への見返りが、費用のわりに大きい。
もちろん、大型に乗る仕事がハッキリ決まっているなら、大型を目指すのもいいと思います。
ただ、「何から取ればいいか分からない」なら、まずフォーク。
これが、大型を取らなかった自分がたどり着いた、正直なおすすめです。
フォークリフト免許のことは、フォークリフト免許はトラックに必要?【大型より、まずこっち】に、費用・日数・取った方がいい人まで正直にまとめました。あわせてどうぞ。
まとめ:大型は「体で元を取る」免許
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
大型免許は、「給料でドンと元を取る」免許ではありません。
まわりを見る限り、給料は下がらないし、体の負担が軽くなるという形で元が返ってきます。
費用も、会社支給や給付金を使えば、負担はぐっと下げられます。
ただし、今の仕事と体に満足しているなら、急いで取る必要はありません。
そして、最初の一歩なら――大型よりフォークリフトを、自分はすすめます。
焦らず、自分に必要なものから、一つずつでいきましょう。