転職エージェントは複数使うべき?現役20年【1社だけ使った自分の正直な話】

複数のドアが並び、そのうちの1つだけを開けて中をのぞいているドライバーのイラスト(エージェントを1社だけ使ったイメージ)
後輩くん
後輩くん

転職エージェントって、1社だけじゃダメなんですか?よく「複数登録しろ」って見るんですけど…。

アンナギ
アンナギ

いい質問だね。先に正直に言っておくと、俺自身は、1社しか使っていないんだ。だから今日は「1社しか使わなかった人間」の正直な話として聞いてほしい。

結論から言います。
自分は1社しか使いませんでした。でもあなたには、タイプの違う2〜3社をまとめて登録しておくことをすすめます。
理由はひとつ。「自分が今、いくらで見られているか(自分の値段)」は、1社だけでは分からないからです。

ただしこれは、「今すぐ何社も登録して転職しろ」という話ではありません。
この記事では、自分が1社だった正直な理由と、それでも複数をすすめる理由を、盛らずに書きます。

まず正直に。自分は1社しか使っていません

この記事を読むうえで、先に知っておいてほしいことがあります。

自分がトラックの転職で使ったエージェントは、1社だけです。
だから、「A社とB社を使い比べた体験談」は、自分には書けません。

なので、この記事はこう分けて書きます。

  • 1社を使った話……これは自分の実体験です。
  • 「複数使うとどういいか」の話……ここは自分の体験ではなく、一般的に言われていること+自分の考えとして書きます。(使ってもいない会社を「良かった」とは書きません)
後輩くん
後輩くん

使ってない会社を褒めない、っていうのは逆に信じられます。

なぜ1社だけだったのか(正直な理由)

じゃあ、なんで自分は1社だけだったのか。
かっこいい理由はなくて、正直こうです。

  • 複数登録するのが、単純に面倒だった……何社も登録して、そのぶんやり取りが増えるのが億劫でした。
  • 「試しに」という気持ちが強かった……本気の転職活動というより、まず一度使ってみよう、くらいの温度感だったんです。
スマホを片手に、1社だけ登録して「まずは試しに」という表情のドライバーのイラスト

つまり自分は、「相場を見てみたい」くらいの軽い気持ちで、1社だけ登録したわけです。
最初から「絶対に転職するぞ」と意気込んでいたわけではありませんでした。

1社だけで困ったことは、正直なかった

後輩くん
後輩くん

1社だけで、困ったりしなかったんですか?

ここも正直に言います。
自分の場合は、1社だけで困ったことは、特にありませんでした。

でも――今になって思うのは、「困らなかった」んじゃなくて、「気づけなかった」だけかもしれないということです。

1社だけだと、比べる相手がいません。
だから、出てきた条件が高いのか安いのか、そもそも自分が損をしているのかどうかにすら、気づけない。
自分は「困らなかった」んじゃなくて、比べていないから気づきようがなかった――今はそう思っています。

ちなみに、その1社を使った結果どうなったか(土日祝休みを希望したら給料が下がる求人ばかりで、転職は見送った話)は、
転職エージェントを実際に使ってみた本音の話にくわしく書いています。
登録してよかったのは、「自分の今の値段」が分かったことでした。

でも今は「複数登録したほうがいい」と思う

ここからが、この記事で一番伝えたいところです。

だから、今の自分の答えははっきりしています。
タイプの違う会社を何社か登録して、求人を並べて見たほうがいい。
目的はひとつ、「自分の今の値段」を知ることです。

天秤の上に複数の求人票がのっていて、自分の価値を見比べているイメージのイラスト

1社だけだと、出てくる求人は、その会社が持っている範囲の中だけです。
その条件が高いのか安いのか、比べる相手がいなければ、やっぱり分かりません。

これは自分の考えですが、タイプの違う会社を2〜3社ならべて求人を見るだけで、「自分は今いくらで見られているのか」がぐっとハッキリします。
転職するにしても、しないにしても、この"自分の値段"が分かっているだけで、判断がずっとラクになるんです。

アンナギ
アンナギ

俺は1社で満足しちゃったけど、「自分の値段を知る」って意味なら、正直もう何社か見てもよかったなと思うよ。数字は、比べる相手がいて初めて意味が出るからね。

「複数使う=転職しなきゃ」ではありません

後輩くん
後輩くん

でも、何社も登録したら「早く転職しろ」って急かされそうで、ちょっと怖いです…。

その気持ち、よく分かります。でも、そこは落ち着いて大丈夫です。

複数登録することと、実際に転職することは、別の話です。
自分の場合も、1社使って、最終的には「今の会社に残る」という結論を選びました。
登録したからといって、転職しなきゃいけないわけではありません。

あくまで「相場を見るために、複数の窓口を持っておく」という使い方です。
動くか、残るか。それを決めるのは、求人を見比べたあとの自分自身です。

1社だけだった自分が、今なら「2社目」をこう選ぶ

「複数って言っても、何を基準に選べばいいの?」と思いますよね。
ここは、1社しか使わなかった自分が、今もう一度やるなら、どういう基準で2社目・3社目を選ぶかで書きます。
(自分は1社しか使っていないので、「この会社がいい」という個別のおすすめはしません。あくまで"選び方の軸"です)

自分ならこう選ぶその理由
1社目とタイプを変える同じタイプだと似た求人ばかりで、比べる意味が薄い
トラック・運送に強いところを最低1つ自分の畑の求人を、ちゃんとした数で見たいから
通える範囲か(地場向きか)を見る自分は地場ひとすじ。遠すぎる求人ばかりでは意味がない

一番のポイントは、「タイプの違う会社を選ぶ」ことだと思います。
似たような会社を2つ登録しても、出てくる求人が似ていて、"比べる"という一番の目的が果たせないからです。

そして、合わなければやり取りを止めればいいだけ。無理に全部と付き合う必要はありません。

自分の免許で今どんな仕事に就けるのか、から整理したい人は、
トラックドライバーの給料のリアルもあわせて読むと、相場のイメージがつかみやすいと思います。

まとめ:転職しなくても「自分の値段」を知るために

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

自分の正直な体験と、今の考えをまとめると、こうです。

  • 自分は1社だけだった……複数は面倒だったし、「試しに」という軽い気持ちだったから。
  • 1社で困りはしなかった……ただ、それは本気の活動じゃなかったからだと思う。
  • 今なら複数をすすめる……理由は「自分の今の値段」を知るため。数字は、比べる相手がいて初めて意味が出る。
  • 複数使う=転職しなきゃ、ではない……相場を見て、残るという選択も、ちゃんとした答え。

「今すぐ登録!」と急かすつもりはありません。
ただ、自分の今の値段を知っておくことは、動くにしても残るにしても、必ず役に立ちます。
その手段として、タイプの違う窓口を2〜3社、軽く持っておく――くらいの気持ちで十分です。

この記事は「なぜ複数使うといいか」の話でした。
じゃあ実際に1社使うと、どんなやり取りになって、どんな求人が出てくるのか――その生々しい顛末は、下の記事にそのまま書いています。